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「人は時に、死んでも不幸を手放さない」
これは、悩んでいる人と四十年に渡って接してきた著者の感想です。

その理由を著者は 「不安のしずめ方」の本文の中で
何故なら 不幸よりも不安の方が遥かに強い感情だからである
と説明しています。

人は不安を避ける為には 死に物狂いで不幸にしがみつく。
不安を突き抜けて先に進むよりも 今の慣れた不幸のほうが生きやすい。
不安であればあるほど、現在の自分へと固執する。(本文から抜粋)



不安のしずめ方―人生に疲れきる前に読む心理学 (PHP文庫)不安のしずめ方―人生に疲れきる前に読む心理学 (PHP文庫)
(2007/10)
加藤 諦三

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不安の感情は…どんな感情よりも強いのかもしれません。

将来への不安、未知の生活への不安、変わることへの不安のために…

多くの人が、今が不満でも解決に乗り出すことが出来ないのです。

不幸でいる方が不安になるよりはいい。
怒っていても不安になるよりはいい。

そして・・・
多くの人は不安に対する対処の仕方を間違えたままで人生を終わるのでしょう。


不安には、「現実的な不安」と「神経症的不安」と2種類あるそうです。

現実的不安は 例えば、危険なつり橋を渡る時に落ちないだろうかと思う不安で
いわば、そのような状況の時には 誰もが持つ不安です。
神経症的不安とは、心理的に健康な人から見ると、理屈に合わない不安や恐れ
焦りを感じることで、
時にはそれを感じている本人も理屈に合わないと分かっているのに
その不安をどうすることもできない・・

現実は大変でないのに、
自分の内面の不安で現実に反応するから大変と感じてしまう・・

自分の中に抱えている過去に感じた不安を呼び起こして
再体験しているのです。


この本には、幼児期にありのままの自分が親に受け入れられているという
安心感の中で育ったかどうかは、
一生を左右するほど影響力が大きいと書かれています。

大人になって世界が変わっても
幼児期に根付いてしまった自分の感じ方を変えることは難しいのです。

実際には責められていないのに責められているように感じたり、
従順や服従を求められていないのに、求められているように感じるとすれば
子供の頃に根づいた「よい子にしていなければ見捨てられる不安」
大人になっても引きずって
何かあるたびに、その時の感覚を持ち出して再体験していると考えられるそうです。


私は著者が呼びかけるように
もう幼年期の感覚に自分の人生を支配されるのはやめよう、と決心しました。

幼年期の感覚を持ち出しているなと思う時には
「事実が大変なのではない」と自分に言い聞かせます。

事態が不安なのではない 。
自分がその事態を不安に感じているだけなのだから・・・。


この本によれば
人が不安を感じた時の反応として、人は周囲を敵だと感じたとすれば
「迎合するか」 「攻撃するか」 「逃げるか 」
主にその3パターンの反応になるそうです。

しかし、いずれも、そのことで
人は自分の人生に対するコントロールを失います。


特に迎合(ゲイゴウ)は問題が大きく、

(迎合とは広辞苑によれば、他人の意向を迎えてこれに合うようにすること。
他人の機嫌をとることとある。)

迎合とは、支配、被支配の関係をうけいれることであり、
心の葛藤を持つ人が不安になり、その不安を解消しようとして迎合するのです。

このことは親子関係から、恋人、夫婦間・・・
そして、会社や社会における全てのことに当てはまると思います。

相手に迎合して安心感を得たい…
これが 感知プログラム流に言えば 言いなり、奴隷になりたがる現代人の
根源・正体だと私は思いました。


(赤文字部分は本文より抜粋)

迎合することで不安は一時的に和らぐが、解消することはない。

不安から迎合することで、長期的には、より不安になる。

迎合する人は、自分でなにか決めようとすると、
ものすごく不安で、なんとも頼りない気持ちに襲われる。

その不安に耐えられなくて自分のすることを決めてくれる人を探す。

その人の言うとおりにしているほうが、不満だけど安心なのである。

そしてなによりも、迎合する者は相手を満足させなければいけないという
間違った考えに陥っている。

迎合していると自分の価値に自信がなくなる
だから、他人が自分のことをどう思うかが気になる。



そして・・・ 素直と従順は違うものでした。


従順に生きてきたあなたは、自分では気がつかないほど、
ものすごい敵意や憎しみが心の底にたまっている。
それがあなたのエネルギーを奪い、コミュニケーションの力を低下させているのである。

どうしてだかわからないけど元気が出ない、
あるいは人とのコミュニケーションがうまくいかないというあなたは、
心の底に堆積した憎しみを処理することをまず考えることである。


迎合は人を救わない。
迎合は人生の課題を解決しない。

「自分の人生は自分の責任である」という姿勢が不安をしずめる。
「最終的には自分の人生は自分の責任だ」と思ったときには
いろいろと知恵が湧く。
原因と向き合えば不安は解消できる。


不安が私に伝えようとしているものは何か・・
向き合えば、不安は自分を知って立て直すチャンス・・

不安を乗り越えたところに 
自由があるのかも知れないですね。


今日の報告

テープトレーニング 10-1-1~10-4-1 10-1-1~10-2-1  10.5h
  
コメント

迎合という言葉を検索したどり着きました。こんな言葉さえ知らない小さい頃からの私の習慣です。
苦しいのに、気がつくとしている。
やめたいのに、している。
相手と繋がっていると勘違いしてしている。
気がつくと、ただの都合のいい人。都合のいいイエスマン。
抜け出したいと、もがいています。
もがいていますが、あきらめて忘れた振りはできそうにありません。
こんな気持ちを書き込めたこと、感謝します。

かつこ│URL│10/06 18:54│編集
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││06/15 16:20│編集
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