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ハーバード医学校の第一線で活躍していた脳解剖学者であるジル・ボルト・テイラー博士は
1996年のある朝、37歳で脳卒中に襲われ、左脳の機能を失います。

脳卒中が起こった朝、
脳解剖学者である彼女の心の目は、たった四時間のうちに、
自分の脳の情報処理能力が衰えてゆくのをみつめていました。

そしてその朝の終わりには、
歩いたり、話したり、書いたり、これまでの人生を思い出したりすることは出来なくなったのです。

左脳の機能を失っていく過程で、彼女に何が起こっていたのか…。


今回紹介する「奇跡の脳」という本に記されていたものは

左脳が衰え、ふたたび回復するのを体験するのがどんな感じか、
1人の神経科学者の眼を通して見た、個人的記録です。

これは、物凄く興味深い体験談です。


奇跡の脳奇跡の脳
(2009/02)
ジル・ボルト テイラー

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8年間に及んだリハビリを経て立ち直った博士は、その脳卒中から再生までの道のりを
本の中で詳細に語ってくれました。

彼女の体験の中で
注目すべきは

脳卒中を起こし、左脳の機能を失っていくと同時に

彼女は平和の感覚に満たされ、平穏な幸福感に包まれていくのを感じたことです。


左脳が支配していた機能が停止し、右脳が左脳の支配から解放されたとき、

彼女は穏やかで、守られている感じで、祝福されて、幸せで・・
そして全知であるかのような感覚になったのです。

個という感覚を失い、
自分がひとつの独立した人間であるという感覚を超え、
存在するすべてと一体になったような感覚…。

東洋の言葉を借りれば、涅槃の心境が
彼女に訪れました。


この博士の証言は、私達が持っている右脳がどういうものかを説明してくれています。

つまり、私達が感じていようが感じていないかは関係なく、
右脳を持つ私達誰もが自分の中にそういう感覚を内在させているのです。


右脳の持つ感覚は、博士の話を聞いていると
とても魅力的に思えます。

そんな感覚を私も感じてみたいと思いました。

私達の左脳がその感覚を感じることを妨げているのでしょうか?


(幸福感は 外からもたらされるものではなくて私達の内側にあるもの。
それを感じることをブロックしているものが私達の中にあるのです。
私達が幸せになりたいとするなら そのブロックが何かを探し、
ブロックを外していく作業が必要なのです。)


もちろん、

左脳の機能も素晴らしいものです。

情報を処理し、分析し、選別し、判断する能力。言葉や数字を理解する能力。
過去・現在・未来といった時間の感覚を司り。
体の境界を認知する力。
外の世界と繋がるためには左脳の力が絶対に必要です。

それでも、テイラー博士は右脳だけの状態の素晴らしい感覚・幸福感の中、
回復しようという決断は難しく複雑で、よくよく考えなければいけない選択だったと記しています。

(本文より抜粋)
1日に何百万回も「かいふくするのよ」と意を新たにしなければなりませんでした。
挑戦するつもりはあるのか?
新しく発見した「エクスタシー」と形容できるほどの幸福と、一時的に別れを告げ、
ふたたび外部の世界と向き合って、外部の世界を理解するつもりはあるのか?
回復の苦しみに耐えるつもりはあるのか?
と。

(補足:感知プログラム15章22を聴いてみて下さい。成功者は毎日決心しつづける癖を持っている)


そうまでして、博士が回復する決意したのには
多くの偉人達がそうであったように、博士の心の内には
自分個人の為ではなく、他の人々の役に立ちたいという思いがありました。

(本文より抜粋)
この体験から、深い心の平和というものは、いつでも、誰でもつかむことができるという知恵を
わたしは授かりました。
涅槃の体験は右脳の意識の中に存在し、どんな瞬間でも、
脳のその部分の回路に「つなぐ」ことができるはずなのです。

このことに気づいてから、わたしの回復により、
他の人々の人生も大きく変わるにちがいないと考え、ワクワクしました。
他の人々とは、脳障害からの回復途中の人々だけでなく、
脳を持っている人なら誰でも!という意味です。

幸福で平和な人々があふれる世界を想像しました。

そして回復するために受けるであろう、どんな苦難にも耐えてみせよう、
という気持ちでいっぱいになりました。 



博士のこの言葉通り、
博士の復活は現在、多くの人達に可能性という希望を与えています。


博士が本の中で語ってくれたことの多くは、
潜在能力感知開発プログラムで更に詳細に解説されています。

ブログ上で何度も繰り返していますが、
同じ事柄を違う言葉や角度を変えて説明された時、認識というものはより深くなっていくものです。

博士の失った機能を取り戻していく過程での視点は新鮮で、私の認識を更に深めてくれました。


潜在能力感知開発プログラムを基礎部分に置き、聴き続け、多くの良書に触れていると、
どんどん理解が深まっていく感覚がつねにあります。

潜在能力感知開発プログラムに出会う前も、本は沢山読んでいましたが、
今、感じているような落とし込み感覚はありませんでした。

プログラムに出会う前の私であったなら、テイラー博士のこの本を読んだ後、
「そういう素晴らしい感覚世界があることは解ったけれど、
実際そうなるには、具体的には、どうしたらいいの?」という段階で思考がストップし、
実生活には何も応用されず、
この本は、ただ読んだというだけで終わったことでしょう。

こう考えてみると、こんなに効率のいい学習プログラムはありません。
このプログラムと出会えた私はラッキーだなとつくづく思っています。


今回、テイラー博士の本を読んだことで更に認識が深められ、勇気づけられた代表的なものを
あげておきたいと思います。

それは、潜在能力感知開発プログラムにて
私達にわきあがってくる感情は、抑圧せず、自分で意味づけや解釈をしたりせずに、
感情が起きていることを、ただ眺めてさえいれば消えてなくなるということを教えてもらい、
実際に体験済みのことでした。

けれど、まさか90秒だったとは…

(本文より抜粋)
自発的に引き起こされる(感情を司る)大脳辺縁系のプログラムが存在しますが、
このプログラムの一つが誘発されて、化学物質が体内に満ちわたり、
そして血流からその物質の痕跡が消えるまで、すべてが90秒以内に終わります。


たとえば怒りの反応は、自発的に誘発されるプログラム。

ひとたび怒りが誘発されると、脳から放出された化学物質がからだに満ち、
生理的な反応が引き起こされます。


最初の誘発から90秒以内に、怒りの化学的な成分は血液中からなくなり、
自動的な反応は終わります。


もし90秒が過ぎてもまだ怒りが続いているとしたら、それはその回路が機能し続けるように
私が選択をしたからです。

瞬間、瞬間に、神経回路につなげるか、それとも、現在の瞬間に戻って、つかの間の生理機能としてその反応を消散させるかのどちらかの選択をしているんです。

右(脳)と左(脳)の性格を認めることで、ワクワクするような可能性が開けます。(略)

ほとんどの人は、自分がどう反応するか、無意識のうちに選択していることに気づきません。
(辺縁系の)プログラム済みの反応に身をゆだねるのは楽なので、自動操縦にたよって
快適なペースで生活しがちなのです。

辺縁系の中で起きていることに大脳皮質の細胞が注意を向ければ向けるほど、
考えたり、感じたりすることに口出しができるようになります。

自動回路が行っている選択に注意を払うことによって、自分で手綱を握り、意識的な選択を増やすことができます。 (以上本文より)




90秒…
たったの、その間だけでよかったのです。

自分にとって好ましくない感情がわきあがってきたとしても、
正しく対処できたなら、
私は感情的・生理的な反応が去っていくのを90秒間だけ待っていればいいのです。


ただし・・・
正しく対処できるようになるためには 「心のしくみを知る」ことと「心を訓練すること」が必要です。



最後に
NHKドキュメンタリー番組 「復活した脳の力~テイラー博士からのメッセージ~」から
テイラー博士の言葉を皆さんに。


(インタビュアー)
言葉を失ったときに その・・宇宙とも繋がる一体感をもった、幸福感をもった。 
あの・・涅槃という東洋の言葉を使ってらっしゃいますけど 
そこまでの感覚は多分、今のように言葉を取り戻し 毎日毎日 忙しく暮らしてらっしゃいますよね。
そうなると、その感覚を持ち続けるのは難しくありませんか?

(博士)
そのことには私も非常に興味を持っています。

私の中の一方の自分はとてもゆっくりしています。 
その私は忙しい左半球(左脳)とは違ったスピードで考え、感じ、機能します。 

左半球はもっとスピードが速く、機敏で、分析的に考えます。

ですから 二つの速さの私がいます。

(インタビュアー)
あなたの中に?

(博士)
私の中に。


しかし私は、常に自分のしていることを 
認識し 観察し ゆっくりで 落ち着いて もっと安定した状態に 出来るだけ早く戻ろうとします。


(インタビュアー)
なかで葛藤しているのではないかと思いましたけど
今うかがうと やっぱり、今のジルさんは ゆっくり考えるほうが 本物で。 
その中で選択してそれをやるべきときはやっているという そういう生き方をしてらっしゃる。

(博士)
左半球は素晴らしい贈り物です。
言葉があることで私達は繁栄し コミュニケーションがとれ 自分自身を定義し 個人の境界がわかり 個人の自分を認識し 個人として世界に変化をもたらすことや 世界に影響を及ぼすことができます。

その一方で
私は誰でもいつでも右半球(右脳)の能力を引き出す能力があると思います。
そうすれば 平和や幸福や涅槃と私が説明している感覚を感じることが
出来るようになると信じています。


これは選択の問題です。

最初のステップはこうした選択がある事に気づくことです。



・・・誰もが選択することが出来ます。

脳には二つの半球があり 異なった情報を処理し、異なった性格を持っています。

自分のあたまの中をよりよく理解すれば 
意識的に二つの半球の良いバランスを築くことが出来ます。


(論理優勢の社会が抱える様々な問題を解決するヒントがあるのではないかと
博士の考えは注目されています。以上番組より)




これは選択の問題です。

最初のステップはこうした選択がある事に気づくこと。


この言葉が私の中に強く残りました。


私は まだテイラー博士の感覚を体験したことはないけれど・・・
こうした選択があることに気づくことができました。

これって凄い事だと思いませんか?

世の中には、体験してみて ようやく初めて解ったということが沢山あります。

体験できた人だけが解ることがです!

体験して解った人が、体験していない人に、その感覚を伝えたくて
手を尽くしても、尽くしても 伝わらないことが、どんなに多くの場所で起こっていることか…。

ですから、体験する前に そういうものがあるということに気がつくこと事態が、
どんなに稀な事であるということがわかっていただきたいのです。

(テイラー博士だって 体験してみて 解ったことだと言っています。)


潜在能力感知開発プログラムを聴き続けてくれさえすれば、

体験する前に 自分の知らない認識があるということに気がつくことが出来ます。

新たな認識への最初の一歩を踏み出すことが出来ます。

可能性が広がります。


潜在能力感知開発プログラムは

自分を変えたいと思う全ての人におすすめします。




今日の報告

テープトレーニング 15-17-1~15-24-2 12h
読んだ本  偽善入門―浮世をサバイバルする善悪マニュアル 小池龍之介
        たった4つの言葉で幸せになれる!心が楽になるホ・オポノポノの教え イハレアカラ・ヒューレン


  
コメント
No title
又引きですが…(^^;
『夜と霧』を書いた精神科医のヴィクトール・E・フランクルが、こんな言葉を残しているそうです。

「刺激と反応の間には、いくばくかの「間」が存在する。私たちはこの「間」の中で、自分の反応を選択する。私たちの成長と自由は、私たちが選ぶ反応にかかっているのだ」

これを思い出しました~
│URL│09/01 11:01│編集
Re: No title
コメントありがとうございます。

「真理は人を自由にする」 という言葉が聖書にあるようです。

真理を知れば知るほど、
自由に至る反応選択が出来るようになる気がしています。


またコメント下さいね♪
kokorono│URL│09/15 21:16│編集
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